事業内容
- 1. 展覧会事業
- 3階、2階、地下1階に設置する約500㎡の3つの展示室で、年間を通じて展覧会を開催。収蔵している3万5千点超(2019[平成31]年3月末現在)の写真・映像作品を中心に紹介する収蔵展・映像展のほか、支援会員の支援を基に実施する自主企画展、他団体との誘致展など多種多様な企画を実施する。
- 2. 教育普及事業
- 講演会やカフェ・トーク、ワークショップ(写真ワークショップ、映像ワークショップ、こどもワークショップ)、スクールプログラム(小学校、中学校、高等学校などとの連携授業)、ガイドツアー、美術館ボランティア事業などを実施する。
- 3. 作品資料収集
- 収集の基本方針および写真作品収集の新指針に基づき、写真および映像作品・資料、写真機材などを収集、保存、管理。収蔵作品の閲覧サービスを実施する。
- 4. 調査研究
- 国内外の写真史、映像史、美術史や写真論、映像論、美術論の成果をふまえ、また社会学やメディア論など他分野をクロスオーバーしながら、常に新しい写真・映像作品の動向に目を向け、国際的な視点をふまえた調査研究を行い、その成果を展覧会や普及事業、紀要やシンポジウムなどに反映させる。
- 5. 広報事業
- 展覧会、写真・映像文化の普及をはじめとした事業に関する広報宣伝(記者懇談会、写真美術館ニュースの発行、チラシ等配布、ホームページ管理・運営、広報イベントの企画・運営、ポスター、外壁ディスプレイシート、懸垂幕の掲出など)。
- 6. 情報システム
- 収蔵作品および図書資料に関する情報の収集、登録、管理、運用ができるようデータベースを整備する。情報検索システムを利用し、来館者向け検索サービスを実施する。
- 7. 保存科学研究室
- 展示および貸出前後における収蔵作品の状態調査、収蔵条件および展示条件の決定、収蔵作品の修復および展示室の環境調査、写真資料の保存・修復に関する研究を行う。
- 8. 図書室
- 図書資料の収集、整理、保存、閲覧サービス、レファレンスサービス、調査研究の支援を行う。
- 9. 実験劇場
- 1階ホールで、将来を担う有望な若手新進監督の映画作品や良質な作品の中から、写真美術館にふさわしい映画の上映を行う。
- 10. 支援会員
- 写真・映像に係わる文化や芸術等の振興をはかるとともに、東京都写真美術館の活動を支援することを目的として、法人支援会員制度を設立し、より多彩に充実した事業を展開する。